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校長室

2025.10.01

令和7年度10月 全校朝礼 学校長講話 “International Perspective”

今日から10月です。今年も9月は記録的な残暑で本当に暑い日々が続きました。でも「あつい!」といえば、先週土・日に行われた近校祭・文化祭です!みなさん、本当にお疲れさまでした。様々な文化部の発表や展示、クラスでの研究発表や演奏・演技で、自分たちの日ごろの成果をしっかり伝えることが出来ましたね。

初日の体育館でのステージで、吹奏楽部は毎年、趣向を凝らした内容で楽しませてくれますが、今年もとても充実した演奏会でしたね。私も微力ながらアンコールのマツケンサンバで協力しました。ダンス部はさすがの演技で、圧倒されました。ライトなどの演出にもこだわって、とても迫力のあるステージでした。また探Qの会の発表では色々な活動の意味がよく伝わってきました。
そして中高ともに学年のステージ発表もそれぞれ頑張って取り組んでいて、とても楽しい内容でした。(中1のみなさん、私を大ネタにしてくれて有難う。素晴らしい発音でしたよ!)生徒会や係の人たちも裏方として頑張ってくれていましたね。

2日目の文化部の展示や発表は、部員のみなさんが本当に生き生きと活動している様子が伺えました。やっぱり文化祭の花形は文化部ですね!各クラスでは中高共、自分たちのテーマに一生懸命取り組み、ポスターにまとめて展示したり、体験コーナーで来場した人たちを楽しませてくれました。ただ単に体験したり調べるだけでなく、自分たちの考えを「考察」としてまとめているクラスもあり、本当に素晴らしいと感じました。

高3生は模擬店で色々な縁日メニューを提供してくれました。準備・仕入れから販売、片付けまで大変だったと思います。午後からは少し雨模様となりましたが、PTA、同窓会・OBの方々、食堂そして地域のキッチンカーも来ていただき、みんなで協力して作り上げた、本当に素晴らしい近校祭になりました。(高3のみなさん、テントの後片付けを有難う!)

さあ10月になりました。朝晩は少し涼しくなり、爽やかな秋の気配を感じるOctoberです。学習やスポーツ、読書や探究活動、何をするにも最適な季節。来週は中間試験も控えていますが、それが終ると中高共に2年生には、お楽しみの修学旅行が待っています。それぞれ目的意識をしっかりと持って、充実した内容にしていきましょう!

さて今日は、今年の夏休みに兄弟校の近大附属大阪校の高校1年生28名と一緒に、オーストラリアの姉妹校St. Andrew’s Anglican Collegeという小中高一貫校への海外研修に参加した、本校の高校1年生に来てもらっています。1年1組の増野亜美さん、3組の土井悠暉くん、6組の北島恵奈さんです。よろしくお願いします!


土井くんへ
〇 7月のオーストラリア学校がある地域(ブリスベン北部のサンシャインコースト)はどんな気候(場所)ですか?(7月ということは向こうの冬ですよね?)
日本は夏、現地では冬で、朝は肌寒かったですが、昼は暖かく涼しい春のような気候でした。学校周辺は近くに山やビーチ、湖などがありとても自然豊かでした。

北島さんへ
〇今回の研修の期間とこのプログラムの内容について教えてください。
研修期間は2週間で、大阪校の生徒といっしょに学校(St.Andrew’s校)に通い、現地の方の家にホームステイをしました。様々な野外活動も組み込まれていて、とても楽しく過ごせました。
〇学校で一緒に過ごしたバディとは、どんな役割をしてくれる生徒ですか。
休憩時間のブレークタイムやお昼ご飯などのときに私達の教室まで迎えにきてくれて一緒に過ごしてくれる生徒です。私のバディは、英語を伝えられなくても一生懸命聞いてくれたり汲み取ってくれる優しいバディでした。

増野さんへ
〇St Andrew’s 校の雰囲気はどんな様子で、どういう授業をうけましたか。
学校は、全体的にきれいで明るくて、同様に生徒もフレンドリーな人が多かったです。私たちの授業はスピーキングが主で書くことは少なく、主にお題に沿って会話をしたり、質問したりと、英語で表現することが中心でした。

土井くんへ
〇学校からホームステイ先に戻ったあと、どうやって過ごしましたか。
ホームステイ先に帰ってからは制服から部屋着に着替え、ホストファミリーと夕食の準備をして、食事後はシャワーを浴び、6時半には疲れて寝てしまっていました(笑)。

北島さんへ 
〇休日はどんなことをして過ごしましたか。
ホストファミリーと一緒にビーチに行ったり、ショッピングセンターに行ったりしました。ビーチは水平線がずっと続いていてとてもきれいで、ショッピングセンターはとても広くて驚きました。

増野さんへ 
〇文化の違いを感じたところは、どんなところでしたか。
日本とは対照的にオーストラリアは水不足なので、ホストファミリーの家では、お風呂はシャワーだけで、食器洗いも節水を意識して行われていたのが、印象的でした。

〇現在の中3など後輩へのメッセージを!
英語は小中学生レベルの単語を並べれば、どうにか会話は成り立つと、身を持ってわかりました。だからどれだけ稚拙な表現でも、話すことに意味があると実感しています。
また今まで経験したことがない体験ばかりだったので、とても貴重な2週間だと感じました。だからぜひ参加してみてほしいと思います!

有難うございました!拍手!

本当に素晴らしいプログラムですね。実は先日(9月25日)にオーストラリアからKaren Gorrie先生、Chris Ivey先生そしてTim Barret先生が来日して本校を訪問してくださいました!次年度は本校でも本格的に交流していきたいと思いますので、中学生の皆さんは来年の夏から高1でオーストラリアに行く研修旅行(希望者)を楽しみにしてください。

今高校生のみなさんは、逆にオーストラリアから来てくれる高校生を受け入れる計画を立てているのでクラスで歓迎してくださいね。ホストファミリーも募集しますよ!また高3の共通テスト終了後に近大へ進学するみなさんへの特別海外研修プログラム(1月末から2月にかけて)もありますので、まずは特別推薦入試に向けて頑張ってください!

また昨年まで12月に行っていたGSP(グローバル・スタディーズ・プログラム:国内の留学生を10名招いて小グループで5日間英語で研修する大人気のプログラム)は今年度は3月に実施します。まず国内で腕を磨いてから海外へチャレンジするというのもいいでしょう。今日の話を聞いて、自分から一歩踏み出してやってみることの素晴らしさを実感できた人は、ぜひ参加してほしいと思います。目的意識と勇気さえあれば、少しくらい英語が苦手でも大丈夫です!あらゆるチャンスを活かして“International Perspective”(国際感覚)を身に着けていきましょう!みなさんの中学、高校時代は一度しかありませんよ。

さあこれからは「勉強の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」そして「チャレンジの秋」!高3生は共通テストや近大特別推薦の出願も始まります。体調にも留意しながら、それぞれ自分なりの秋をしっかりと充実させていきましょう!

投稿者 : devadmin

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