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校長室

2026.06.01

令和 8 年度 6 月 全校朝礼 “Group Pressure に負けない”

6月に入り蒸し暑く、日中の日差しは真夏を思わせる厳しさです。体調管理の難しい時期なので、無理をせず気持ちは前向きに過ごしていきましょう。行事として今週はクラスマッチがあります。部活も頑張っている人が多いと思いますが、今朝は嬉しいニュースも飛び込んできました。陸上競技部が広島県総体で初の男子総合優勝を、そしてダンス部が中高ともに中・四国大会で優勝し、全国大会出場が決まりました!おめでとうございます!!

さて先日、出張で近大の東大阪キャンパスに行き、大阪市内で電車に乗っていると、あることに気が付きました。ぼんやりと車内の乗客の様子を見ていたのですが、ある人はスマホを見ながら楽しそうに微笑んだり、またある人は厳しい表情で考え事をしていたり。「あれ?なんか以前と違うな」と思いました。私の前のベンチシートに対面で座っている人たちの表情がよく分かったのです。なぜちょっとした違和感があるのかな?と少し考えて、理解できました。そうです、みんなマスクをしていないんです。

コロナウィルスが蔓延していた数年前には、予防手段として一世を風靡したマスクです。当時は電車に乗ってもほとんどの人がマスクをしていました。しかし近ごろはしている人が少なくなってきました。さて今、みなさんのクラスの様子はどうでしょうか?

私はスギやヒノキの花粉症で、2月ごろから先月上旬まではつらい時期でした。1年を通して薬を飲んでいますが、花粉症を抑えるために、マスクをしたくなることがあります。でも先日の電車の中でマスクをしている人は、見渡しても10人中2人の割合だけでした。8割の人がマスクを外していたのです。

私はその時ふたつのことを考えました。一つは、コロナも終息して、またみなさんの様々な明るい表情、楽しそうな笑顔を見ることが出来るようになってきて、本当に良かったということ。もう一つは、ん?でも本校では、まだたくさんの人たちが、マスクをしてるんじゃないかな?という心配でした。

話は少し飛びますが、30年くらい前、学校でルーズソックスが大流行しました。履くなと言っても女子生徒はみんな白いダボダボのルースな長い靴下(正確にはルースソックスです)を履いてました。それがカッコいい、自分に似合うと思い履いた人もいたでしょうが、全員そうだったとは思えません。みんなが履いているから、自分だけ違うと恥ずかしい、変に思われる、などの「同調圧力:Group Pressure」がかかっていたと私は考えています。

仕事柄、私は日本でも色々な地域に行ったり、世界を旅することもあるのですが、日本人はこのGroup Pressureに極端に弱い国民性があるのではないかと感じています。どうでしょうか?今、体調不良や予防などの理由以外でマスクをしている人はいませんか?「みんながマスクをしているから私もしないと!」と思っている人、ルーズソックスの時のような「同調圧力」がかかっている人はいませんか?

もしそんな人がいたら、今がチャンスなので勇気をもって外してください。自分に自信を持って外してください。もうすでに都市部では8割方の人がマスクを外して、または状況に合わせて使っています。私も普段はマスクをしませんが、毎月病院に定期健診に行く時や花粉、黄砂が飛んでくる日には着用するなどTPOに合わせた使い方をしています。

特に海外研修に行く人は、世界の地域にもよりますが、マスクをしていると、重病、伝染性の病気にかかっている人、または顔を隠さないといけない犯罪者じゃないか?と思われたりもするので、注意が必要です。マスクをしないことが世界標準だからです。でもアレルギーや体調不良などでマスクをする時は、ちゃんと説明すればOKですよ。

それよりも、みなさんの表情がマスクによって見えない、つまり楽しそうな笑顔、逆に困ったり悲しかったり、また怒ったり、という喜怒哀楽をマスクによって感じることが出来ないのが、私は何よりも残念なのです。もしGroup Pressureを感じている人がいれば、それに負けず、みなさんの輝く個性を見せてほしいと願っています。

要は単にマスクを着ける、着けない、でなく、何事も理由をしっかり自分で考えて、自信をもってそのことを考え伝えられるかどうか、ですね。一方で理由がある人は、気兼ねなしに着けてください。でもこれから暑い時期になるので、熱中症にならないように、無理をせず状況にあわせて着用してほしいと思います。

さて本校では先週から9名の教育実習の先生方が来られています。こうして「先生になりたい」という思いを胸に本校に戻って来てくれた姿を見ると、本当に嬉しくなってきます。またお隣の近大工学部から来てくれた先生もおられるので、色々と学生生活などについても教えてもらえると思います。生徒の皆さんも、先輩でもあり、緊張しながらも頑張っている実習生の先生方をぜひ応援してください。科目別にお名前を紹介しておきます。
まずは、社会科:光橋純先生、石本新先生、岸泰佑先生です。続いて理科:加藤舞先生。保健体育科:檜和田早恵先生、金丸万莉菜先生。英語科:檜山南美先生。そして情報科:面迫由唯先生と木村唯人先生です。それでは代表して、檜和田早恵先生からご挨拶をいただきます。

皆さん、おはようございます。
教育実習生を代表して、ご挨拶させていただきます。檜和田早恵と申します。
私は2023年に本校を卒業した25期生です。中学・高校と6年間をこの学び舎で過ごし、今回、教育実習生として母校に戻ってくることができ、幸せな気持ちでいっぱいであると同時に、身の引き締まる思いで日々過ごしています。
実際に教壇に立ってみると、先生方が毎時間の授業のために多くの準備をし、一人一人のことを考えながら皆さんと向き合っていることを改めて感じています。また、皆さんが授業や部活動に一生懸命取り組む姿から、私たち自身も多くの刺激をもらっています。
大学生になって感じたことは、「高校時代に言われていたことには意味があった」ということです。当時は、先生や保護者の方から注意されることを面倒に感じることもありました。しかし、今振り返ると、それは自分たちのことを考えてくれていたからこその言葉だったのだと感じています。
大学生になると、高校までと比べて自由が増えます。授業に出るかどうか、提出物を出すかどうか、時間をどう使うかなど、多くのことを自分で決めることが出来ます。しかし、その選択の結果は全て自分に返ってきます。だからこそ今、先生方や保護者の方が声をかけてくださる環境があることは、決して当たり前ではないのだと感じています。自分で考え、行動し、責任を持つ力を、この学校生活の中で身につけてほしいと思います。
そして、今隣にいる友達や仲間との時間も大切にしてください。何気ない日常が、将来振り返った時にきっと一生の宝物になると思います。
残り2週間という短い期間ではありますが、教育実習生一同、精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

檜和田先生、有難うございました。先ほどの「何気ない日常が、将来振り返った時に一生の宝物になる」はけだし名言ですね!また「在学中に言われていたことに意味があった」と気付いてもらえて良かったです。先生方の想いはなかなか伝わらないことが多いので。他の8名の先生方とも一緒に、引き続き、よろしくお願いします!

今日は「Group Pressureに負けない」というお話しと、教育実習生の檜和田先生からのご挨拶を聞きました。さあ、月末にはまた期末試験も控えているので、学習にも計画的に取り組んでください。でも梅雨の蒸し暑さを乗り越えると、その先には待望の夏休みが待っています。みなさんは、どんな計画を立てて充実した期間にしますか?楽しみですね。しっかり目標を立てて、6月のジメジメを乗り切っていきましょう!

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投稿者 : devadmin

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