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2024.12.18

近校メタバース研修

情報教室にて近校メタバース研修と称して、VRやメタバースを体験しながら、その活用を知る研修をおこないました。

最初期のVR機器と言われるSensoramaに始まり、どのようにこの分野が開拓されてきて、大学や企業、自治体などでどのような挑戦がされているかを知り、身近な機器としては、スマホを利用したVRから、最近では家電量販店で販売もされている専用のVR機器まで、ざっと見ていきました。

また、風やにおいまで利用したSensoramaのように、デバイスでだまし絵同様「感覚をだます」ために視覚や聴覚がどう影響しているか、心理学や脳の働きに関する興味関心も重要だと学びました。さらに、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と全天周ディスプレイと違いやメリット・デメリットについても、ラスベガスのsphereや身近な映画館にもあるIMAXシアターなどを例に見ていきました。

今日はYoutubeをはじめ、実際にVR・メタバースを体験できるいくつかのサービスに、パソコン、タブレット、VRゴーグルではいってみて、それぞれの利点や難しさを身をもって体験してみました。この分野において、文理の壁はあまり関係なく、いろいろな分野の人たちの知識が必要で、その活用はさらに多くの人たちの取り組みで模索されています。エンターテイメントに目が行きがちな分野ですが、すでに防災や博物館、技能トレーニングや医療など幅広い活用が様々な大学や研究団体によってトライされています。今回参加した生徒は文系志望という生徒も多く、今回の体験がよい刺激になることを期待します。