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校長室

2023.04.06

令和5年度 入学式 学校長式辞

ここうめの辺の地にも春の訪れを感じる本日、近畿大学工学部長 荻原 昭夫様、PTA会長 濱岡 渉様をはじめPTA役員、保護者の方々のご臨席をいただき、こうして令和5年度入学式を無事に挙行することが出来ました。本当に感謝申し上げます。

新入生のみなさん。ただ今、中学校140名、高等学校285名の入学を許可しました。改めて、近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校へのご入学おめでとうございます。在校生、教職員ともに、みなさんの入学を心待ちにしていました。昨日まで雨だったお天気も、みなさんを歓迎して止んでくれましたね!

みなさんがこれから一緒に学ぶ本校の母体である近畿大学は、初代総長の世耕弘一先生が創設された日本屈指の総合大学です。未来志向の「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神としています。その附属高等学校・中学校となる本校は、平成8年の開校以来、5千人を超える卒業生を送り出してきました。「人に 愛される人、信頼される人、尊敬される人 になろう」を校訓に、生徒、教職員が一体となり、教育活動に取り組んでいます。地元地域からも信頼をいただき「近校」の名で親しまれています。卒業後の進路は10年連続で志願者数が日本一の近畿大学をはじめ、地元の広島大学や難関国公立大学へも多くの実績を重ねています。

そんな本校へ入学したみなさんは「将来の夢」を持っていますか。猛威を振るったコロナウイルスも少し落ち着いてきましたが、コロナ禍の3年を振り返って考えて、例えば社会に貢献できる人、医師や看護師になって医療を支える、警察官や弁護士になり治安を守る、またICTを駆使してより快適な社会を作る、など一人ひとり様々な目標があるのではないでしょうか。まだ決まっていないという人は、これからの学校生活の中で色々な経験を通して、しっかりと定めていきましょう。

一方で世界情勢に目を向けてみると、ロシアのウクライナへの軍事侵略やトルコ・シリアの大地震、気候変動による災害やエネルギー危機など、世界中で様々な問題が起こっています。この大変な状況を乗り切って、みなさんがそれぞれの夢をかなえていくためには、しっかりと自分を見つめて将来の計画を立て、それに向かって取り組んで行く必要があります。みなさんの中には少し不安な気持ちになった人がいるかもしれません。

そこで今日はみんなさんに本校で前向きに頑張ってもらうためにまず、私のモットー‟Aim for a Higher Level!” 「より高いレベルを目指そう!」を覚えてほしいと思います。本校の中学校から進級したみなさんにはもうおなじみですね。何か行き詰ったり、どうしようか悩んだ時にはぜひこの‟Aim for a Higher Level!”を声に出して言ってみてください。きっと元気が出ると思います!

みなさんにはもう一つ、ぜひ実践してほしいことをお話しします。それは“KPI”Key Performance Indicatorの作成です。ビジネス用語ですが、KPIとは「重要業績評価指標」のことで、企業や会社が目標を達成するための指標です。でもこれってかみ砕いて言うと「こんな大切なことを、いつくらいまでに達成する」ということなので、みなさんが中学、高校の1年生として本校で頑張っていこうと考えている今の時期にはぴったりの言葉なのです。そしてこのKPIを考える前にぜひ“KGI”Key Goal Indicator「重要目標達成指標」を設定しましょう。つまり「こんな目標を達成したい」という指標のことです。目標がないとそこに至るプロセスも考えられないからです。

みなさんは一人ひとりが素晴らしい個性とそれぞれ違う才能を持っています。その個性や才能を生かしながら、各自の将来の目標をしっかりと定めて、それに向かって進んでほしいと私は願っています。教育においても新課程が進む中、これまで以上にICTを駆使し,探究活動をはじめSDGsをテーマにした様々な取り組みが必要になってきました。そのためにもぜひ「ナゼだろう?」「もっと知りたい!」といった「知的好奇心」を持ちながら将来の目標を設定し、さらに高いランクを目指してほしい、と考えています。新入生のみなさん一人ひとりがKGIをしっかりと考え、自分なりのKPIを設定し、この近大東広島で一緒に取り組んでいきましょう!

改めまして保護者の皆様、本日はご入学、まことにおめでとうございます。本校では、生徒のみなさんがこれからの厳しい時代を生き抜くための資質や能力、そして確かな学力を身に付け「グローバル社会で活躍できる人」に成長してほしいと考えています。このグローバルという言葉は決して海外で仕事をする、という限定的な意味ではありません。自分の個性や才能を開花し、地元の広島や日本の素晴らしさをも含めて世界に向けて発信できる人材になってほしい、という願いです。

そのためにも学校と家庭が協力し、お子様の成長を見守り、支援していくことが大切だと考えています。今後も行事やイベントなどではお手伝いをいただいたり、ご協力をお願いすることもあるかもしれませんが、我々教職員一同、生徒一人ひとりのかけがえのない素晴らしい3年または6年間になるように取り組んでまいります。ご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

さあ、新入生のみなさん、みなさんは無限の可能性を秘めています。これから本校の一員として大きく成長してくれることを期待しています。みなさんが新たな学校生活をスムーズにスタートし、誇りを持って夢の実現に向けて邁進していくことを祈念して、式辞といたします。
Aim for a Higher Level!!!

令和5年4月6日

投稿者 : devadmin

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