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探Qの会

2025.04.15

オオサンショウウオの生息調査及び保護活動に本校生が参加!

2025年4月12日(土),広島大学の清水則雄准教授(広島大学 オオサンショウウオ保全対策プロジェクト研究センター長)を中心とした,日本オオサンショウウオの会および地域の方々による生息調査及び保護活動(東広島市教育委員会の許可を得た調査)に本校の生徒も参加しました。今回の活動では,5cmほどに生育した幼生の生息調査と保護,調査区域に生息する成体の体調確認を行いました。
調査・保護活動には広島大学の研究者のほか,長年地域で自然環境保護に取り組まれている方や,オオサンショウウオの魅力に惹き込まれた方など,年齢も背景も大きく異なる方々が参加されており,交流しながら具体的な調査方法やこれまで経緯などたくさんのことを教えていただきました。
そしてなんと!広島大学から参加した学生(大学院生・学部生)は3人とも本校の卒業生でした(集合写真の右3名)。東広島市におけるオオサンショウウオの保護活動に本校卒業生が大きく寄与していること,卒業生が自らの道を見つけ歩んでいることに感銘を受けました。自分が大切だと思うことに向き合う姿はかっこいいですね。
参加した生徒は「今後もオオサンショウウオの保護活動に関わっていきたい!」と語ってくれました。本校生徒の一人はグローバルサイエンスキャンパス(GSC)広島においてオオサンショウウオに関する研究をスタートしました。今後も保護活動に携わる多くの方々と交流を深めながら,研究を進めてほしいと考えています。

*オオサンショウウオAndrias japonicusは,日本の固有種であり国の特別天然記念物です。環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定され,全国的に生息状況の悪化が危惧されています。広島県内でもオオサンショウウオを取り巻く現状が危機的であり,本種の保全にむけた持続的な活動の構築が急務となっています。
*写真の一部を諸事情により加工しています。

投稿者 : devadmin

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探Qの会

2024.11.25

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