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2025.12.10
12月4日、約2時間にわたり、近大東広島高校ダンス部が
安芸高田市立八千代中学校の全校生徒の皆さんと一緒に、ダンスを通した講演会・体験活動を行いました。
今回の活動は、
「早寝早起き朝ごはん推進事業・運動に関わる講演会」の一環として実施され、
体を動かすことの楽しさや、音楽に合わせて表現することを、生徒の皆さんと一緒に感じる時間となりました。

当日は、高校生がオリジナルダンスをレクチャーした後、
全校生徒を8つのグループに分けて練習し、
最後には発表という形でそれぞれのグループが踊る流れで進みました。
普段はダンスにあまりなじみのない生徒も多い中で、
最初は戸惑いながらも、次第に音楽に合わせて体を動かす姿が増えていき、
クラスや男女の枠をこえて声をかけ合いながら取り組む様子が見られました。
ダンスを通して、普段あまり関わらない生徒同士の間にも、自然なコミュニケーションが生まれていたことがとても印象に残っています。
講演会の最後には、
高校生が1月に東京で行われる全国大会で披露する演技を紹介させていただきました。
中学生たちは真剣な表情で見入っており、静かな拍手が広がる場面もありました。
また、体育委員長の最後のあいさつでは、
**「ダンスは難しかったけれど、みんなで踊ると楽しいと思った」**という、
率直でまっすぐな言葉があり、私たちにとっても心に残る場面となりました。

さらに帰り際には、
「ありがとうございました」と声をかけてくれる生徒や、
バスを追いかけて手を振ってくれる生徒の姿もあり、
短い時間ではありましたが、確かな交流が生まれていたことを感じました。
今回の活動を通して、
ダンスは技術だけでなく、
人と人とをつなぐきっかけになるものだということを、改めて教えてもらった気がします。
このような貴重な機会をいただいた
安芸高田市立八千代中学校の皆さまに、心より感謝申し上げます。

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